そんな訳で本日は、オフィシャルオンラインでも3品番が発売となり、もうひとつお伝えしたい
モノブログ。
昨年のハワイ個展でも話題となった「あのモデル」がいよいよ登場です。
昨年末は先行という形で、オリジナルの作品に加え、Cloveruも現地でリリースされ大きな話題と
なりました。そして、今回は個展会場でも販売されなかったWAIKIKI BLUEも。
ここ最近は、「ウチにしかできないスタイルで。」という事で、個展で発表する作品と同時に
アパレルまで落とし込むスタイルを。
でもこれ、実際かなり念入りに仕込んでいるんですが、毎回かなり大変なのは裏の話。
未発表という新作を描きながら、Cloveruだったり服に落とし込んだ所まで細かく計算しつつも
アートのフィールドでは個展の世界観を演出する。結果、アートも服も自分が手掛ける作品では
あるから世界観をより明確に演出できる。
普通なら描き手とアパレルの企画は別々なのだが、二足の草鞋じゃないけど、どっちもガチだから
これもウチの特徴であったり個性(スタイル)である訳なのです。
今回は、日本もそうだし、現地の人でも着たいなぁってモノにしたかったのが本日のお話。
先日ブログでも書いたアートレーヨンシャツとも同じシーズンだから差別化もつけたかったのね。
今回のモデルで面白いのが、日本的な感覚とハワイでも通用する感覚を兼ね備えるってところ。
服に落としてしまえば、アートは柄でありソースなんだけど、どう使うかってのが大切で今回すごく
考えたポイントでもあるんです。
写真だと伝わりにくいんだけど、色出しも重要でスタンダードである赤と紺なんだけど、ハワイの
陽射し、日本の夏に着るって考えた時の色合いって、同じ赤と紺でも色には沢山のレンジがあって
どの赤と紺に持っていくかってのを悩む訳。
それでいて服だから生地の素材感に、じゃあ実際着て洗っていったらどんな雰囲気に生地がヤレて
来るんだろうなどなど構想は尽きない。
今回のコレクションでは「着込むっ」てのが先にイメージしたの。
じゃあ自分がもしハワイに住んでて、お気に入りを着たい時、レーヨンとかシルクとかでコレを
作ったとしたらきっとパーティーとかちょっと特別な時用の1枚になっちゃって洗濯も面倒だし、
クローゼットのラインナップにはいるけど、デイリーにはならないのかもって。
だったらお気に入りをガンガン着て、海とかで「お前いつもイケてるシャツ着てんな」みたいな
方がハッピーだなと。実際、滞在中に夕方から呑もうよなんて話は良くあって、波がよければ
ギリギリまでサーフィンして、そのまま現地にってのはあるあるトーク。
だから海あがりにそのまま行くなら潮っけもつくし、着てる服もそりゃあヤレるよなぁってのは
僕らには当然の話。
しかも何故か昔からシャツだけに限らず、そういうの着てる奴はあんまり意識してないんだろう
けど、クタクタだったり、明らかに古着じゃなくて、自分で良い感じに着込んだボロだったり
するのを見ると萌えると言うか、「いーなぁー!こいつのこの感じ」みたいな感覚があって
ダラダラとまた長くなってしまいましたが、そんなクタクタに着れるシャツをリリースしたいなと。
でそんな着込むシャツだから、色味も少し変化をつけて今回は、太陽と日焼けした肌に合う
ワイキキレッドとワイキキブルーと勝手に命名した絶妙な色にしようと。
50sにハワイでも流行ったリゾートシャツじゃないけど、ポケットも付けてビアーでも忍ばせたら
ハッピーかなとw
そんなアートモチーフは言わずと知れたまさにレジェンドで。
カカアコにある Urban Island Society とのコラボレーション商品となります。
って今回も読み返さないけどちゃんと伝わるかな。。。
Urban Island Society Hawaii Collaboration Model/ ART Cotton Hawaiian Shirts.
CLMS-2005 “LEGEND UIS with Cloveru ALOHA”
color: Waikiki Blue, Waikiki Red.
size: S/M,M/L,L/XL.
\19,000-(\20,900-)
ちなみにオリジナルの作品はコレ。
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